春の瀬戸内と大阪市内散策 
     平成16年   

2月14日(土)

空路、暖かな西日本の二泊三日の旅へ・・・・


ここ数日間、三寒四温の繰り返しで待ち遠しい春の足音も聞こえてきそうな
感じのする毎日ですが、宮城県の中でも雪の少ない松島といえども、まだまだ冬の
真っ最中、今日は地区の農業グル−プの仲間と一緒に暖かな西日本に出かけます。

今回はグル−プ11家族中、ウチの主人も含め都合の悪い人を除いた8 家族、
18名(うち小学生が4名)の旅行となりました。
今朝は大阪で合流する1家族4名を除く総勢14名が二台の車に分乗し、
仙台空港に向いました。

〔仙台空港国内線ターミナル〕
〔いよいよ搭乗手続きの開始ですが逆光で
ゴメンナサイ〕 m(__)m 

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〔飲み物の機内サービスの様子です〕

穏やかな小春日和の中、午前10:50発岡山行きの飛行機は仙台空港を飛び立ちました。
まもなく、シートベルト着用のランプも消えて飲み物の機内サービスが始まり、
私はホットコーヒーをいただきました。




〔飛行機の窓から富士山が見えているんですが・・・〕

とても天気が良かったので飛行機の窓から景色を眺めていたら、翼のむこうに富士山が
きれいにみえたので思わずシャッターを切ったのですが写真だとわかりにくいですね。

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〔無事岡山空港に到着です〕

天気は晴れていたのですが、風が強かったため飛行機が結構揺れたので
ちょっとグロッキー気味、やはり土の上はいいですね。
ここからはレンタカーでの旅行になるため、リムジンバスで岡山駅に向います。

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〔倉敷美観地区〕

岡山駅からはレンタカーのマイクロバスで倉敷に入り、
遅い昼食となったためにお腹がペコペコの私たちは、もちろん完食でした。
この美観地区は、年間数百万人の観光客が訪れる県内随一の観光名所だそうで、
白壁に川辺の柳並木が映える一帯には、大原美術館、日本郷土玩具館、倉敷考古館などが
点在しており、道路、川、橋、そして木々にいたるまで建物との調和がとれており、
地区内は車が進入禁止ですので、こうして歩いているとまるで別世界に
飛び込んだような感覚になります。


    
〔大原美術館〕
〔パンフレット〕

大原美術館の本館正面に立ってビックリ!二体のロダンの彫刻が迎えてくれました。
中に入るとそこにはゴーギャン、モネ、ピカソ、といった学校の美術の教科書に載っていた
画家の作品や日本の洋画家の作品も展示されていて、彫刻、陶芸、木版版画など
すばらしい作品に圧倒されてしまいました。

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 〔瀬戸大橋を通過中のマイクロバスの車内の様子です〕 (◎_◎;)


すばらしい美術品に酔いしれた後は、今日の宿泊地である琴平町のホテルを目指し、
瀬戸大橋を通過しています。
この日はこちらでも春一番が吹き荒れたため、橋を走行中には横風が私たちのバスを
襲ってきます。前のほうを走っているトラックの右側のタイヤが浮くのをみるたびに、
車内はまるで遊園地のジェットコースター状態で 「オー!」、「キャー!」 という
悲鳴があがります。みんなハラハラ、ドキドキの連続でなんとか無事に橋を渡り終えた時は、
ホッとしたのは言うまでもありません。
もしかしたら、一番怖かったのはバスを運転していたS君だったかもしれませんね。
ほんとうにご苦労様でした。

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〔七福神との記念撮影はい、ポーズ=l
〔一億円〕

ホテルには予定より少し遅れて到着したため、遅めの夕食となりましたが、
次々と出てくる料理に 「これはなんだろう、おいしそう!」 という声!声!声!
結局、全部食べきることができずにもったいないことをしたなあ〜と思いつつ
ホテルで用意していた七福神の余興をみて最後に記念撮影が終わったら、
なにやら頭の上からヒラヒラと落ちてきたものがありました。
拾ってみたら何と大金の一億円
これには、みんなも大喜び \(^o^)/!!


2月15日(日)

きょうは「金毘羅さん」に参拝して一路大阪に向かいます・・・・




〔ことひら温泉琴参閣〕

きのうは暗くてよくわからなかったけれどこんなホテルだったんですね。
料理も、お風呂も、サービスも最高でした。

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いよいよ、ガイドさんと一緒に金毘羅さんに向けて出発です。
ガイドさんによるとなんでも参道の名物の石段が、本宮まで785段、
奥社まで1368段もあるのだそうです。




「金毘羅さん」の名前で親しまれている「金刀比羅宮」の参門前で記念撮影です。
ここまでは皆さんまだまだ余裕の表情ですね。




〔表書院の円山応挙障壁画パンフレット〕

日ごろのおこないが良かったせい?か天気にも恵まれ無事に参拝をすませた後は
表書院にある江戸時代中期に活躍した画家で、当時としては画期的な写生画を
確立したといわれている「円山応挙」が描いた襖絵を鑑賞しました。

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〔車窓からみた鳴門のうず潮です〕

昼食を済ませ、バスは次の目的地の淡路島に向かいます。
鳴門海峡に架かる大鳴門橋からは、有名な鳴門のうず潮を見ることができました。

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〔野島断層の地中の姿を真近に
見ることができます〕
〔北淡町震災記念公園のパンフレット〕

淡路島の北淡町では、平成7年1月17日に発生した阪神、淡路大震災で大きな被害を
受けた様子を保存、展示している北淡町震災記念公園を訪れました。
平成10年に国の天然記念物に指定された野島断層や被害を受けたそのままの状態で
建っているメモリアルハウス、倒れたままの塀の前では思わず立ち竦んでしまいました。
私の住んでいる宮城県も近い将来、99パーセントの確立で大きな地震が来ると
言われています。去年の7月には、近隣の町も含めて地震の被害を受けました。
改めて、地震に対する備えと心構えについて普段からしっかりと自分のことだけではなく
ご近所の方たちと共に真剣に考えていかなければならないと思いました。

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〔赤信号で停車中に撮りました〕

大阪に入り、途中でインターチェンジを降り損ねたおかげ?で 「芸術はバクハツだあ〜!」
の岡本太郎さんの「太陽の塔」を見ることができました。


2月16日(月)

きょうはいよいよ最終日、皆さんは待望の「U.S.J」へ、私は大阪市内観光へ・・・・




皆さんより一足早くホテルを出て、大阪駅(梅田駅)に向かいます。

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駅で早速、地下鉄、バスが一日乗り放題のパンフレットを見つけたので
今日はこれを利用して観光スポットをまわることにしました。




まず最初に訪れたのは、大阪天満宮です。
ここにはたくさんの合格祈願の絵馬がかけてあり、
私は何を置いても息子の合格をお願いしてきました。

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〔極楽橋からの大阪城天守閣〕
〔天守閣からの眺め〕

天満橋駅を出て少し歩くと大阪城公園が目の前に広がります。
天守閣に着いてまずは展望台へ、天気が良いので遠くまで見渡せて
さすが大阪は大都会ですね〜!高層ビルが建ち並び、大阪城公園の広さにも驚きです。
こうして眺めていると私も秀吉のように「天下人」になったような気分です。
「天下人」になった気分のついでにもう少し秀吉と大阪城について勉強したいと思い
売店で「図録」を買い求めてきました。
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〔結構船体が長いんですね〕
〔パンフレット〕
〔女性の乗務員の方に撮って頂きました〕
〔長寿粥〕

大阪城公園をあとにして、水上バス乗り場に向かいます。
今日は月曜日ということもあり、お客さんも少なく広い船内では
ゆったりと眺めることができました。
桜の季節や夜にはもっとすてきでしょうね。
船はもともと橋をくぐるように造られているのですが、それでも満潮時には
船の屋根が30センチ程動くように設計されているそうです。
船から上がった後は、本日のサービスということで「長寿がゆ」を頂きました。
一緒に乗り合わせた年配のおじさん三人組もよろこんで食べていました。

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〔大阪のシンボル通天閣〕
〔ビリケン〕さんです

大阪と言えばやはり、通天閣ですよね。
大阪に来たからには自分の目でしっかり見たいと思いながら、入り口を探していたら
ちょうどエレベータの前に係りの人がいたので助かりました。
展望台には有名なビリケンさんが立派な台座に座っていました。
早速、足の裏を撫でながらいっぱいお願いごとをして来ました。


〔ナンバの街の様子です〕


〔ビリケンさんと共に有名な食い倒れ人形にも
会って来ました〕
〔道頓堀といえばやはりグリコの看板と阪神優勝のダイブでも良く映っている戎橋です〕

道頓堀に向かう途中にお店屋さんに寄ったら、私の前にいたおばさんが店員さんに
領収書をくれるように話していたのですが、今日のだけでなく前に買った分まで
ほしいと言っておりました。(エッ!このおばちゃんそこまで言うの?)
そしたら店員さん曰く、「レシートが無いと書けません」。(私は思わず心の中で拍手!)
大阪の人はすごいなあ〜とビックリするやら感心するやら、そうこうして歩いていたら
食い倒れ人形もグリコの看板も見つけることができました。
戎橋のたもとでは、何組かのカップルさんが仲良く大阪名物のたこ焼きを
おいしそうに頬張っていました。(ちょっとウラヤマシー!)

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時間はまだタップリ残っていたのですが、日頃の運動不足がたたり少し疲れてきたので
大阪駅前に戻り、観覧車で一休み。
大阪の街には、駅構内や道路にも案内板がたくさん設置してあり、
初めて歩く私にも戸惑うことなく気ままに散策を楽しむことができました。
次回はもう少し足をのばしてみたいと思っています。

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〔伊丹空港〕

伊丹空港では、U.S.Jの買い物袋を持った皆と合流し、飛行機に乗ったと思ったら
あっという間に仙台空港に到着しました。

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今回の旅行は、倉敷から始まり、金毘羅さん、震災記念公園、そして大阪市内を
めぐる2泊3日の旅でしたが、途中春一番にも見舞われましたが事故もなく
天気にも恵まれて、一足先に春を感じた楽しい旅となりました。
皆さんも大変お疲れ様でした。
また何年後かの旅行を楽しみに 「積み立て」 がんばりましょうね。


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