正月パスを使ったお得なプチ旅行
平成16年1月元旦

正月パスで冬の青森へ・・・・


2003年も押し詰まったある日、何気なく旅行関係のホームページを眺めていたら
JR東日本エリアがなんと1万円で乗り放題という1月1日限定の正月パスの広告が
目に飛び込んできました。




〔正月パスのパンフレットです〕


これはかなりお得な話だと、とたんに本気モードに切り替えて調べ始めたのであります。
今年の発売期間は12月15日から31日までとなっており、特急、及び新幹線の普通車
指定席も4回まで予約可能ということで、さて、どこに出かけようかと考えていたら
弘前の大学に行っている娘から、正月には帰ってこないとのメールが入り、それではと
いうことで娘のところを夫婦で訪ねながらの冬の列車の旅と決定し、朝早く出かけ
最終の電車で帰って来るという、とてつもなく長い列車の旅が始まりました。




〔正月パスの本券です〕


平成16年1月1日元旦、朝7時前に自宅を出発し、仙台駅に着いてみたら新幹線
ホームの人影はまばらで、いくらなんでも正月早々旅行する人はいないよなと
思いつつ東京始発の「はやて291号」に乗り込んだら車内はまるで帰省列車のように
立ち席券で乗っている人達がいるのに驚いていたら、今度は私達の席を東京駅から
暖めていて下さった方がいたのには二度ビックリしました。


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〔さすがの青森駅にも雪はちょっとだけしかありませんでした〕


お正月早々ビックリの連続で始まった列車の旅は、「はやて」の写真を撮ることも
すっかりと忘れ、カメラのことを思い出したころには青森駅に着いておりました。


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〔弘前駅は工事中でした〕


〔こうしてみると隣の妻が小さく見えま〜す〕


弘前では娘がチャリンコに乗って駅に会いに来てくれて、乗り換え時間を利用した
30分程の短い時間でしたが親子の会話をすることが出来ました。


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〔岩木山はちょっと写真ではわかりにくいですね〕


弘前駅からは五能線に乗り換えて、深浦に向かいます。
広いりんご園の向こうには雪をかぶった岩木山が見えます。


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列車の中から見る冬の日本海もさすがに迫力がありますねえ。


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〔西海岸の名所 千畳敷〕


青森で西海岸と呼ばれている名所のひとつ、千畳敷海岸も人影はまばらですが
    日本海にせり出した平らな広い岩床は釣りやキャンプのメッカとしての
賑わいをほうふつさせます。


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〔真ん中にいる2人は「なまはげ」ではありません〕


五能線と奥羽本線合わせて6時間半の長い普通列車の旅の終わりに
秋田駅では「なまはげ」の人形が出迎えてくれました。


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「こまち74号」


秋田駅では「鰰すめし弁当」を食べるのを楽しみにしていたのですが、時間が
遅かったためかホームの売店では駅弁が全部売り切れで、しかも私達が乗った
「こまち74号」は最終列車のため車内販売は行なっていないとの車掌さんの
申し訳なさそうなお言葉も空腹の私達には何の慰めにもなりませんでした。

みなさんも最終列車に乗る時はくれぐれもご注意ください。


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今回の正月パスを使った旅行では、大勢の方が行く先々で同じような格安の
乗車券を使って旅行しており、私達もローカル線が7時間、新幹線と特急が
5時間半の鉄道の旅を十二分に満喫することが出来ました。


来年は、もっとじっくり計画を建てて、また出かけてみたいと思っています。

皆さんも出かけてみてはいかがでしょうか。


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