今年も地区の小学生を対象にした農業体験学習が行われました。
当日は、5月の半ばを過ぎたというのに、その日の最高気温が10度以下で、お世話を
している研究会の私たちでもジャンパーが手放せない程の寒い中にもかかわらず、
26世帯32名の子供さんとそのお父さん、お母さんが参加してくれました。
田植え体験の後は、皆で植えた田んぼを眺めながら各自が持参したお弁当を食べる
予定でしたが、さすがにこの寒さではそうするわけには行かず、田植えもそこそこに
室内での昼食となりました。
今日は5月22日に田植えをした稲の生育観察と近くのトマト工場見学とトマトのもぎ取り
体験を行いました。
田植えのときの肌寒い天気とは打って変わって、風も無く穏やかな天気のもとトマトの
摘み取りも出来るとあって皆さんの顔にもことのほか気合が入っていたように見受けら
れました。
今日は連日の暑さから少し開放された秋の気配も感じられるすごし易い天気のもと、
体験学習の田んぼの近くにある排水機場の見学と稲の生育観察を兼ねた田んぼの
生き物調査を行いました。
排水機場の見学では、排水機場内の機械や実際にポンプによる排水している様子などを
見学し、その後田んぼの水路や隣接している公園で昆虫などの生き物調査を行いました。
体験学習の最後は、田んぼの稲刈り体験と収穫祭を行う予定でしたが、数日前からの
天気予報で台風22号の接近が予想され荒れ模様になるということで、前日に全部刈り取り
を済ませたため、予定を変更して収穫祭だけ行うことになりました。
案の定、この日は台風の北上に合わせるかのように前日からの雨模様、それでも生憎の
天気にもかかわらず、20名の子供さんたちが参加してくれました。
最初に、今と昔の米づくりの違いや田んぼで刈り取られたモミがみんなの食べているお米
になるまでについて説明を聞いた後、仲間のグループ4戸で行っているライスセンターで
乾燥からモミスリまでの作業の様子を見学して、その後は、お楽しみの収穫祭を行い
ました。
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