乾燥機に入れられたモミは夕方にセットすれば、機械が設定した水分になるまで自動で
乾燥することが出来るのですが、作業場が隣家と近いために夜の騒音は近所迷惑になり
ますので、午後10時頃には一旦機械を止めて翌朝の5時頃に再開すると、大体午前中
には乾燥が終了します。
乾燥の終わったモミは、乾燥機から隣の2階のモミ蔵に移し冷まします。
冷ましたモミは次の日の朝、モミ殻をはがして玄米の状態にします。
この工程を籾摺り(もみすり)と言います。
この乾燥機で40アールの田んぼのモミを乾燥することができます。
その年のお米の出来にもよりますが、玄米で約2トンくらいです。
刈り取られた稲はその日のうちに乾燥機に入れられ、モミの水分が15%に
なるまで乾燥します。
次に皮をむかれた玄米は選別機に移って、整粒とくず米にふるいわけされて
最後に整粒だけの良いお米だけが袋詰めされます。
自動的にシャッターが閉じて計量することができます。
私の家の場合には、稲刈りの3日目から朝に籾摺りして日中は稲刈りをする
という作業が、雨が降らない限り稲刈りが終わるまで毎日続きます。
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